トレーダーは、年末までにECBがさらに3回の利下げを行う可能性を100%織り込んでおり、4回目の利下げの確率はほぼ30%となっている。市場が織り込む年内の追加利下げ幅はインフレデータ発表後に83ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)となった。
トランプ米大統領が表明したカナダからの輸入品に対する関税措置の対象に石油など原材料も含まれるとの見方が商品市場で強まっていると、ゴールドマン・サックス・グループのアナリストが指摘した。原油も対象となれば中西部でガソリン価格が上昇する恐れがあると警告し ...
ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は30日、管理職を含む人員削減を検討していることを明らかにした。HSBCホールディングスのジョルジュ・エレデリーCEOは今週、欧州と米国の投資銀行業務の大きな部分を閉鎖すると発表した。
米メディア・ケーブルテレビ(CATV)大手のコムキャストは、ブロードバンド加入者の予想を上回る落ち込みを発表した上で、同事業における「激しい」競争が今後も続くとの見通しを示した。これを受け、30日の米国株式市場では株価が11%安となり、2年余りぶりの ...
米ベンチャーキャピタル(VC)のアンドリーセン・ホロウィッツは、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の有力な神経外科医、エドワード・チャン教授が率いる新興企業「エコー・ニューロテクノロジーズ」を支援する。非公開情報を理由に事情に詳しい複数の関係者が匿 ...
ウォール街の2022年のボーナスシーズンを思い浮かべてほしい。ゴールドマン・サックス・グループのトレーダーに10万ドル(現在の為替レートで約1547万円)相当の繰り延べ株式報酬が付与され、ライバルのバンク・オブ・アメリカ(BofA)のトレーダーにも同 ...
2月第1週(3-7日)の日本株はもみ合いとなる見込み。主要企業の決算が期待される半面、日本銀行の「主な意見」や、田村直樹審議委員の講演を控えて円高への警戒感が重しになりそうだ。
中国の人工知能(AI)スタートアップ企業DeepSeek(ディープシーク)の登場が米国のテクノロジー株を急落させたことで、既に慎重な投資家が新興企業の新規株式公開(IPO)への参加に一段と懐疑的になっている。調査会社ピッチブックのリポートが示した。
主な準大手・中堅証券8社の2024年度10-12月(第3四半期)決算が31日、出そろった。投資信託の販売などによる預かり資産の残高に応じた収益拡大が引き続き寄与し、7社の純利益が前年同期比で増益となった。
米銀モルガン・スタンレーは数カ月前まで、資産家イーロン・マスク氏による2022年のツイッター(現在のX)買収に絡む数十億ドルの不人気な貸付債権を抱え困っていた。 そんな状況を一変させたのは大統領選であり、マスク氏とトランプ大統領との蜜月関係だ。
電気自動車(EV)メーカーの米テスラは創業以来、他の自動車メーカーへの規制クレジット売却で計約120億ドル(約1兆8500億円)の収入を得てきた。だがトランプ大統領が自身の方針を貫けば、向こう数年にこの収入の流れは鈍るかもしれない。
日本銀行の植田和男総裁は31日、今後の金融政策運営について、目指しているのは賃金上昇を伴う緩やかな物価上昇の姿だと述べた。基調的な物価上昇率はまだ2%を少し下回っているとの認識も示した。衆院予算委員会で答弁した。